70歳になって初の(2023年)正月を出口戦略の起点とし、「生活資金を使いながら運用していって、資産寿命がどこまで持つか?」「70代で2024年の新NISAへの移行とどう関わっていくか?」ということを考えながらMy資産の増減を記録化していくことにしました。
私の出口戦略の大きな方針は、「できるだけ老後資金を長持ちさせる」つまり、「資産寿命を延ばす」ことです。
※これまでの定点観測の記事は【人生100年・70代のリアル出口戦略】エクセルで株管理(楽天SBI証券・親子2世代運用・2024年新NISA移行対応版)~2023年4月末
【人生100年・70代のリアル出口戦略】エクセルで株管理(楽天SBI証券・親子2世代運用・2024年の新NISA移行対応版)~2023年5月末
【70代】2024年の新NISA移行と出口戦略(2023年7月末時点)
今回の記事はこんな人におすすめの記事です。
- シニアの方で出口戦略を考えている人
- シニアの方で親子2世代運用を考えている人
- 60代70代で2024年の新NISAへの移行を考えている人
目次
方針:【60代70代】エクセルで株管理(楽天SBI証券)~2024年の新NISA移行準備と出口戦略(2023年8月末、9月末時点)
- ①「基本方針」
- ②「具体的方針」
基本方針
基本方針に変化はありません。
基本的には
- 出口戦略として「4%ルール」は参考にするが、4%にこだわらない(人生、先が短いし、そもそも必要な支出は必要であり、4%にこだわりたくないので)
- 「下落リスク」も「為替リスク」もその保有割合を50:50(なんでも半々)くらいにする。(そもそも下がるか上がるかは半々、先が短かく大きなリスクを取りたくないので)
- できるだけ「NISA枠」を活用するが無理をしない。(私の場合、70代と先が短いので不確実な利益より、確実に取られる支出(経費)を抑える方が大事だと思うので)※2024年新NISA移行後についても同じスタンス
- 親子2世代で共同してトータル的に運用し資産寿命を延ばす。(金融資産にできるだけ長生きしてもらうためには、運用を止めずに生涯現役で次世代へのバトンタッチが必要)
というスタンスでやっています。
※参考記事(【Excel】株管理ポートフォリオの推移グラフはピボットテーブルがオススメ【楽天SBI証券:親子2世代運用・2024年新NISA移行対応版で出口戦略】)
具体的方針
具体的方針も変化はありません。
具体的な運用方針は
- 親子2世代で共同運用のメリットを生かすため、「実際に使いながら運用していく部分」(前半)と「ホールドする長期運用部分」(後半)とに分けてポートフォリオを作成し
- 前半部分とは、70歳から85歳位までの間、お金を使いながら、株式・投信を40%、米国債などを40%とほぼ同じ割合を保持
- 後半部分とは、85歳から100歳までの間に使う予定のお金のことで、株式・投信が100%で、しばらくの間はガチホ。ただし前半部分の減り具合を見て、リバランスしていく予定
と考えています。後半部分が親子2世代運用のメリットだと考えています。
親子2世代運用とは、簡単に言えば、ボケてきたときの対策じゃな。
【60代70代】エクセルで株管理(楽天SBI証券)~2024年の新NISA移行準備と出口戦略(2023年8月末、9月末時点):年初から現在までの「増減率(%)」
出口戦略をスタートした2023年の年初から現在までのMy資産の「増減率(※)」は
+4.27% (4月末)
【4ヶ月経過した2023年4月28日時点の「増減率」】
+5.49% (5月末)
【5ヶ月経過した2023年5月29日15時時点の「増減率」】
+11.87% (6月末)
【6ヶ月経過した2023年6月29日15時時点の「増減率」】
+11.59% (7月末)
【7ヶ月経過した2023年7月29日15時時点の「増減率」】
+11.87% (8月末)
【8ヶ月経過した2023年8月31日15時時点の「増減率」】
+10.30% (9月末)
【9ヶ月経過した2023年9月29日15時時点の「増減率」】
でした。
※「増減率」~「My資産」の中の「現金」から生活費(固定費や税金など)として費消していく金額も含めていることから、「騰落率」とはせず「増減率」としました。
今回9月末はプラス「+10%台」じゃな。
9月末は、年初来のプラス正直10%台を維持しているとは思いませんでした。+10%台を維持できた理由は、①米国株が安くなった分は円安でカバーできてること②日本株はあまり下落してないことが大きいですね。
【60代70代】エクセルで株管理(楽天SBI証券)~2024年の新NISA移行準備と出口戦略(2023年8月末、9月末時点):年初から現在までに行ったこと
- ①「2023年1月~4月」の新NISA移行準備
- ②「2023年5月」の新NISA移行準備
- ③「2023年6月~7月」の新NISA移行準備
- ④「2023年8月~9月」の新NISA移行準備
①「2023年1月~4月」の新NISA移行準備
主に「リバランス」とポートフォリオの見える化
前回の記事(1ヶ月前の定点観測の記事)【人生100年・70歳からのリアル出口戦略】エクセルで株管理(楽天SBI証券・親子2世代運用NISA対応版)~2023年4月末を見てもらえば分かるとおり、出口戦略の実効性(安全性を含む)がより上がるように、出口戦略開始(2023年1月)から4月中旬にかけ、アセットアロケーションやポートフォリオを大きく変化(リバランス)させました。
その主な内容は、
- 「現金」の割合を減らし、「米国債など」の割合を増やしたこと
- できる限り「NISA口座」への投資額を増やしたこと
- 親子2世代で共同運用のメリットを生かすため、「実際に使いながら運用していく部分」(前半)と「ホールドする長期運用部分」(後半)とに分けてポートフォリオを作成したこと
- 前半部分は、株式・投信を40%、米国債などを40%とほぼ同じ割合を保持
- 後半部分は、株式・投信がほぼ100%で、しばらくの間はガチホ。前半部分の減り具合を見て、リバランス予定
でした。
②「2023年5月」の新NISA移行準備
リバランスや売買など大きな動きはしていません。
前回の「【人生100年・70代のリアル出口戦略】エクセルで株管理(楽天SBI証券・親子2世代運用・2024年の新NISA移行対応版)~2023年4月末」の記事を見てもらえば分かりますが、前回の記事は、
- アセットアロケーションの推移(年初来)
- 口座別(NISA、特定、現金等)の推移(年初来)
- 「実際に使いながら運用していく部分(前半)」のポートフォリオ
- 「ホールドする長期運用部分(後半)」のポートフォリオ
- 「上記の2つを合わせた全体のポートフォリオ」
を掲載していましたが、5月はほとんど移動がありませんので、グラフは省略させてもらいます。
③「2023年6月~7月」の新NISA移行準備
この月も、リバランスや売買など大きな動きはしていません。
ほとんど取cり引きはしてないんですが、具体的方針の中の
前半部分の、株式・投信を40%、米国債などを40%とほぼ同じ割合を保持
の原則が、少し動いて
前半部分は、株式・投信が42%、米国債などが38%と少し増減
がありました。
「7%~8%」の動きがあれば、原則通り「40%:40%」に戻そう(リバランス)と思っていますので、今のところ様子見です。
④「2023年8月~9月」の新NISA移行準備
この月も、リバランスや売買など大きな動きはしていません。
今回もほとんど取cり引きはしてないんですが、具体的方針の中の
前半部分の、株式・投信を40%、米国債などを40%とほぼ同じ割合を保持
の原則が、前回より更に動いて
前半部分は、株式・投信が44%、米国債などが36%と少し増減
がありました。
前回も言いましたように、「7%~8%」の動きがあれば、原則通り「40%:40%」に戻そう(リバランス)と思っていますので、今回も今のところ様子見です。
まとめ:【60代70代】エクセルで株管理(楽天SBI証券)~2024年の新NISA移行準備と出口戦略(2023年8月末、9月末時点)
今回の記事は、こんな人におすすめの記事です。
- シニアの方で出口戦略を考えている人
- シニアの方で親子2世代運用を考えている人
- 60代70代で2024年の新NISAへの移行を考えている人
年初来からの増減率が、8月末、9月末も年初来でプラス「+10%」と増えていました。
9月末は、米株は下がっているのにプラスになっているのは、意外と日本株が頑張っていることと、円安の影響だと思います。
※これまでの定点観測の記事は【人生100年・70歳からのリアル出口戦略】エクセルで株管理(楽天SBI証券・親子2世代運用NISA対応版)~2023年4月末
【人生100年・70代のリアル出口戦略】エクセルで株管理(楽天SBI証券・親子2世代運用・2024年の新NISA移行対応版)~2023年5月末
【70代】2024年の新NISA移行と出口戦略(2023年7月末時点)
【関連記事】
株管理ポートフォリオ作成の基本記事はコチラです。
親子2世代運用のポートフォリオ作成テンプレート使い方(NISA対応)の記事一覧はコチラです。
そのほか、ピボットテーブルのよるあるミスを下に書き出して記事にしましたので参照してください。~【要注意!】エクセル・スプレッドシート及びピボットテーブルの操作方法で注意する点
これまでに公開したテンプレートに関する記事一覧はコチラです。(リスク別テンプレート一覧はコチラです。)
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