このブログは、楽天証券やSBI証券で株式投資を行っているシニアの私がおこなっている老後資金の運用と管理方法を取り上げているブログです。今回は、70代の私が2024年の新NISA移行の準備をしながら出口戦略として使っているピボットテーブルの推移グラフを紹介します。
推移グラフを作った理由は?
- 現時点の資金管理を確認をするときは、「数字での金額や割合」のほうわかりやすいのですが、
- 遡って推移(変遷)を見るときは、「数字の羅列」じゃ分かりにくいので「グラフ化」してアセット等の推移確認をしています。
- 2024年の新NISA移行に備えて問題点が見つかれば更に深掘りも可能です。
出口戦略の方針は?
- 私の出口戦略の大きな方針は、
- 「できるだけ老後資金を長持ちさせる」つまり、「資産寿命を延ばす」ことです。
具体的には
- 出口戦略として「4%ルール」は参考にするがこだわらない(人生、先が短いし、そもそも必要な支出は必要であり、4%にこだわりたくないので)
- 「下落リスク」も「為替リスク」もその保有割合を50:50(なんでも半々)くらいにする。(そもそも下がるか上がるかは半々、先が短かく大きなリスクを取りたくないので)
- できるだけ「NISA枠」を活用するが無理をしない。(70代の人生、先が短いので不確実な利益より、確実に取られるいらぬ支出を抑える方が大事だと思うので)※2024年からの新NISA移行後も同じスタンス
- 親子2世代で共同してトータル的に運用し資産寿命を延ばす。(金融資産には長生きをしてもらいたいので)
というスタンスでやっています。
【シニアの出口戦略:リアル(実録)編】私が実際に行っている【70代の出口戦略:リアル編】(Excel楽天SBI証券・親子2世代運用2024年新NISA移行対応2023年4月版)を公開しています。
こんな人におすすめの記事です。
- シニアの方で老後資金の「資産寿命」を延ばしたい人
- 親子2世代運用を考えている人
- 「資産寿命」を延ばすために、資産(アセットアロケーション)の推移を分かりやすくしておきたい人
- 「資産寿命」を延ばすために、「下落リスク」や「為替リスク」の推移をわかりやすくしておきたい人
- 「資産寿命」を延ばすために、通貨(円やドル)の割合を常にわかりやすくしておきたい人
- 「NISA活用」(2024年新NISA移行)のために、NISAの推移を分かりやすくしておきたい人
70代で2024年NISA移行準備:2023年初から現在までの株管理ポートフォリオの年初来の推移(グラフ)
2世帯運用版の現在のポートフォリオの推移です。推移は毎週の週末データを連結してひとつのデータベースにしピボットテーブルで集計しグラフ化しています。確認する推移グラフの種類は
- アセットアロケーションの推移
- 株価下落リスクの推移
- 為替リスクの推移
- NISA枠への投資状況の推移
- 円建て・ドル建て等(現金含む)の通貨別割合の推移(年初来)
- 年初来の騰落金額(円建て資産&他通貨建て円換算資産)の推移
- 【分析】年初来の騰落金額(円建て資産)の推移
- 【分析】年初来の騰落比率(円建て資産)の推移
などです。
- これら推移の集計やグラフは一度つくれば、次回からは元のデータに新規データを追加すればいいだけですから、意外と簡単ですよ。
- これら集計表やグラフを見れば、記憶に残るし、
- 更に問題点や分析が必要な点がわかり、そのまま深掘りもできますから、意外と便利ですよ。
※ピボットテーブルの参照元データの追加で間違いやすい点などを集めた記事がありますので、【Excel教本にない失敗事例】ピボットテーブルで参照元データの範囲指定の失敗をなくす3つの方法を参照してください。
アセットアロケーションの推移グラフ(年初来)
- トータルの日本円での時価評価額は年初と殆ど同じです。
- この期間のおおきな特徴は、米国債などの債券の割合を増やしている点です。それに伴って現金の割合が減っています。
- 各アセットのうち暗号資産のみは【購入金額=評価額】としており一定額です。(理由~①あまりにもボラティリティが大きいので、シニア向きではないと思いましたので。②そして無くなっていい額しかしておりませんので。)
株価下落リスクの推移グラフ(年初来)
- 株価下落リスクの有無は、おおよそ「半々」で維持していくつもりです。
為替リスクの推移グラフ(年初来)
- 為替リスクの有無も、おおよそ「半々」で維持していくつもりです。ただ、米国債を多く買ったので「為替リスク・有」が少し多くなってます。
NISA枠への投資状況の推移グラフ(年初来)
- NISA枠にできるだけ移す方針ですが、下落リスクや為替リスクも考えながら、すこしずつ移しています。
- 現金が減って特定口座が増えているのは、先ほど説明したように、米国債を買ったためです。
円建て・ドル建て等(現金含む)の通貨別割合の推移グラフ(年初来)
- 一見すると「円建て」が多く「為替リスクなし」が多いように見えますが、
- 「全世界や全米やSP500」の円建ての投資信託が多いので、先ほどの「為替リスクの有無」のグラフでわかるように「為替リスク・有」が半々よりやや多目になっています。
年初来の騰落金額(円建て資産&他通貨建て円換算資産)の推移
- 先ほど、「トータルの日本円での時価評価額は年初と殆ど同じ」といってましたが、
- 正確には「マイナス」になっています。現金の日本円と円建ての金融資産が減ってるのでしょうね。
【分析】年初来の騰落金額(円建て資産)の推移
【分析】年初来の騰落比率(円建て資産)の推移
- 先ほど、「現金の日本円と円建ての金融資産が減ってる」と説明したその内訳ですね。
- これらが減った原因は、日本円で円建ての米国債や投資信託を購入したのが大きいですね。
- そして毎月の現金の支払ものもあるので、トータルして、円建て資産が僅か減ってましたね。
- あと、円建ての投信や米国債もあるので、為替の影響もあると思います。
70代で2024年NISA移行準備:まとめ
今回の記事は、こんな人におすすめの記事です。
- シニアの方で老後資金の「資産寿命」を延ばしたい人
- 親子2世代運用を考えている人
- 「資産寿命」を延ばすために、資産(アセットアロケーション)の推移を分かりやすくしておきたい人
- 「資産寿命」を延ばすために、「下落リスク」や「為替リスク」の推移をわかりやすくしておきたい人
- 「資産寿命」を延ばすために、通貨(円やドル)の割合を常にわかりやすくしておきたい人
- 「NISA活用」(2024年の新NISA移行)をのために、NISAの推移を分かりやすくしておきたい人
【関連記事】
【シニアの出口戦略:リアル(実録)編】私が実際に行っている【70代の出口戦略:リアル編】(Excel楽天SBI証券・親子2世代運用2024年新NISA移行対応版)を公開しています。
そのほか、ピボットテーブルのよるあるミスを下に書き出して記事にしましたので参照してください。~【要注意!】エクセル・スプレッドシート及びピボットテーブルの操作方法で注意する点
株管理ポートフォリオ作成の基本記事はコチラです。
親子2世代運用のポートフォリオ作成テンプレート使い方(NISA対応)の記事一覧はコチラです。
これまでに公開したテンプレートに関する記事一覧はコチラです。(リスク別テンプレート一覧はコチラです。)
※【楽天市場】楽天市場で「エクセル・ピボットテーブル」関連の商品購入はこちらから↗
※【メルカリ】メルカリで「エクセル・ピボットテーブル」関連の商品購入はこちらから↗