はじめまして。「ななまる・かん」といいます。通称名は「かん」です。くわしくはプロフィールを読んでください。
はじめまして。「じゃな」といいます。通称は「じゃなさん」じゃな。
現在、シニア投資初心者として、株式投資Excelテンプレートを作ってMy資産の管理をするようになりましたが、そもそもを考えたとき、サラリーマン時代に、様々な不揃いなデータをExcelで揃え(統一)集計可視化見える化する仕事をしていたことから、証券会社WEBサイトのデータを見たとき、「これならば簡単に見える化ができるな」と思ったのが株式投資Excelテンプレート作成の始まりでした。
振り返って見て、「こんなやり方が載っているExcel教本はないだろう、誰も教えてくれないだろう」と思い、そんな観点から「そもそも論」としてこの記事を書きました。何かお役に立てば幸いです。
ほほ~
さっそく、本題に入ります。
Excel(エクセル)やGoogleスプレッドシートのピボットテーブルを使った株式資産運用管理・ポートフォリオの可視化・見える化・ビジュアル化!のテンプレートを無料配信しています。 当ブログの公開済みのテンプレートに関する記事一覧はコチラです。(リスク別テンプレート一覧はコチラです。)
目次
【おすすめ】株管理ExcelテンプレートでSBI証券や楽天証券口座をまとめてポートフォリオ(円グラフ)は、こんな悩みをもつ方へ
当ブログは、株式の長期分散投資をしている投資初心者の方で、次のような悩みを持つ方を対象としています。
悩み一覧
- 証券会社のポートフォリオは分かりづらいので自作できないか
- 複数の証券会社の口座をまとめたポートフォリオを自作できないか
- 家族全体の口座をまとめたポートフォリオを自作できないか
- 資産運用で親子2世代運用をする良い方法はないか
- 自分の思い通り(オリジナル)の仕分けで見える化できないか
- 保有商品が多数になり分かりやすい株式投資の資産管理方法はないか
- 銀行の預金やタンス預金(手持ち現金)も加えた自分の思い通りのポートフォリオで見える化できないか
- 突然の暴落で狼狽売りやムダな売買をしないように、常に暴落リスク資産の保有割合を把握でき、暴落を想定したシミュレーションをできないか
- 突然の円高で狼狽売りやムダな売買をしないように、常に為替リスク資産の保有割合を把握でき、急激な円高を想定したシミュレーションをできないか
- アプリは使いたくないのでExcelやGoogleスプレッドシートでオリジナルのテンプレートを自作できないか
- アプリも使いたくないが見える化に時間もかけたくない
- アプリでできない部分をExcel(Googleスプレッドシート)で補完できないか
- 上記を満たすテンプレートはないか
私の場合、コ○ナ禍の不安のなか、株式投資を始め分散分散と言いながら少額ずつ買い続けた結果、気がつくと証券会社3社合計で100銘柄近くにもなっていました。
その年齢の投資初心者がそんなに多く銘柄を持って大丈夫なんかい?
さすがに大丈夫じゃなかったですね。さすがに、これは「イカン、危ない」と思いました。保有銘柄が多くなったことだけでなく、3つの証券会社を使っていたことからMY資産が見えなくなり、 こんなことしてたら老後の生活資金を無くしてしまう、と焦りました。
そりゃそうじゃ。それで?
何か良い方法がないものかと、試しに3社の証券会社を合算して集計できる 「マネーフォワードMe」も考えてみました。たしかに複数の証券会社の証券口座を合算して集計される点は良いのですが、これも見えづらい点や痒いところに手が届かない点が多いなと思いました。そもそも有料も嫌だし、パスワードをサイト登録するだけでも嫌だし。
それで、どーした?
そこで思いついたのが、現役時代に使い慣れたExcel(エクセル)を使うことでした。試行錯誤した結果、証券会社3社や銀行3社の口座データを使ってエクセルでの見える化が完成し、資産の管理がかなり楽になりました。無料でしかも自前なのでセキュリティも安心だし。
さらに家族5人分を証券会社3社分と銀行3社分のデータを使い、家族全体の資産の見える化ができるようにもなりました。
それは、よかった。ところで、オリジナルの仕分け、ってなんじゃ?
アセットやセクターなど既成の仕分けができるアプリはあると思いますが、自分の思い通りに「これら銘柄は〇〇区分にする」と仕分けしておきたいと思うものもあるはずです。
それらは既成の仕分けとは別に、新たな仕分け項目を作って、それらを集中的に集計表やグラフで見える化しておけば、次回からの確認も簡単になるということです。
なんじゃ、聞いただけじゃわからん。とにかく、こういう人向けじゃな
悩みの種別
悩みを区分してまとめてみました。
複数証券会社、複数口座、多数銘柄をまとめたMy資産のポートフォリオを自作できないか
- 複数の証券会社の口座をまとめたポートフォリオを自作できないか
- 家族全体の口座をまとめたポートフォリオを自作できないか
- 保有商品が多数になり分かりやすい資産管理方法はないか
証券会社WEBサイトや専用アプリはわかりずらくMy資産のポートフォリオを自作できないか
- 証券会社のポートフォリオは分かりづらいので自作でわかりやすいものができないか
- 証券会社WEBサイトでできない部分をExcel(Googleスプレッドシート)で補完してできないか
- アプリは使いたくないのでExcel(Googleスプレッドシート)でオリジナルのテンプレートを自作できないか
- 銀行の預金やタンス預金(手持ち現金)も加えた自分の思い通りのポートフォリオで見える化できないか
- 自分の思い通り(オリジナル)の仕分けで見える化できないか
暴落リスクや為替リスクを想定し事前対策を立てるためMy資産のポートフォリオを自作できないか
- 突然の暴落で狼狽売りやムダな売買をしないように、常に暴落リスク資産の保有割合を把握でき、暴落を想定したシミュレーションをできないか
- 突然の円高で狼狽売りやムダな売買をしないように、常に為替リスク資産の保有割合を把握でき、急激な円高を想定したシミュレーションをできないか
株式投資のMy資産のポートフォリオを短時間でできる方法はないか(時短化)
- アプリも使いたくないが見える化に時間もかけたくない
当ブログの株管理ポートフォリオ作成用Excelテンプレートを使ったポートフォリオの「見える化」の具体例
基本は、ExcelやGoogleスプレッドシートのピボットテーブルによる
- 集計表
- グラフ
の二つです。
この2つが、週末に私が一番に確認しているものです。
どれじゃ?
株管理Excelテンプレートによるポートフォリオの「見える化」ーその1-(ピボットテーブルによる集計表)
- Excelで作った保有資産のデータベースを基にして、ピボットテーブルでアセット毎の集計をしたものです。
- 時価評価額(円)、評価損益額(円)、資産割合(%)、評価損益率(%)は、下(⇩)の表のようになります。
株管理Excelテンプレートによるポートフォリオの「見える化」ーその2-ピボットテーブルによる集計後のグラフ
- 上の集計表を基にして作成したグラフです。
なかなか分かりやすくて良さそうじゃな。
これは基本で、まだ、ありますけど、
いっぺんに見せられても分からん。
少しずつでいいんじゃよ。
株管理Excelテンプレートのポートフォリオの「見える化」の「メリット&デメリット」
【メリット】株式投資Excelテンプレートによるポートフォリオの見える化
あんたが便利だと思う点はナンじゃ?
私が使って便利だと思うのは以下の点です。
- 全体がひと目で分かり、頭の中にイメージ化され記憶に残る。
- システム化されスピーディである。
- 暴落や大幅下落を想定したシミュレーションができ、その資産配分の見える化も可能である。
- 複数の証券会社の証券口座、家族全体でも集計や見える化が可能である。
- 自分好みのオリジナリティな集計や見える化が可能である。
- アプリと違い自作だからセキュリティ的にも安心感がある。
1 全体がひと目で分かり、頭の中にイメージ化され記憶に残る。
- 自分に対しても家族に対しても、グラフにした方が説得力がある。
最初、家族には集計表だけを渡していましたが、最近は、グラフ付きで渡すようになり、家族も、「これは分かりやすい」と言って喜んでくれてます。
2 システム化されスピーディである。
私が自画自賛している便利な点の一つです。
- 最初の設定で、証券会社毎のデータの貼り付け場所を作り、そこにデータを貼り付け集計しグラフ化(見える化)しているので、次回からは設定された場所に新たなデータを貼り付けるだけで即集計とグラフ化(見える化)ができる。
- ふだんは週末週一が原則であるが、急を要するときや売り買いをして直ぐに確認したいときは、週半ばでもデータを貼り付けて確認している。
どのくらいの時間でできるんじゃ?
慣れれば、1社1人分なら実質「2~3分」できます。3社分でも1人分なら「10分」ですかね。
冗談じゃろ?
本当ですよ。私はもう1年間、毎週やってますから。
ただし、証券会社のメンテナンスにひっかかったら、土曜日の朝に即できあがりの予定が、日曜日の夜になったりすることもあります。証券会社のメンテナンス時間だけは気をつけて下さいね。特に「臨時のメンテナンス」。
分かった。ワシもやってみろう!
大丈夫かな(独り言)
3 暴落や大幅下落を想定したシミュレーションができ、その資産配分の見える化も可能である。
- 明日、突然の暴落や大幅下落があっていいように、現在時点の集計結果を基に、暴落を想定した資産配分(アセットアロケーションやポートフォリオ)も見える化して確認できる。
- さらには、暴落想定後のリバランスを想定した資産配分(アセットアロケーション)も見える化して確認できる。
たとえば?
私は、ふだんから「今、株式の50%の暴落があれば、○○になる。そうすれば、比率はこうなる。それなら現金○○円で○○を買い付ける」等と1人で暴落を想定してブツブツ独り言を言って、シミュレーションをしています。
4 複数の証券会社・証券口座、家族全体でも集計や見える化が可能である。
- 複数の証券会社や銀行の集計でも可能である。(私は、楽天証券、SBI証券、ネオモバイル証券、銀行数社を同一のデータで管理して確認している。)
- 家族名義の集計も可能である。(私名義だけでなく家族分も同時に集計しており、家族それぞれの確認だけでなく、家族全体を一つとしての確認もできるようにしている。)
これがいちばん助かります。各証券会社では絶対にできないところですから。
マネーフォワードME は便利がいい、と聞くが?
確かに便利はいいと思います。マネーフォワードMEも、家族全体や複数の証券会社を横断した全体像などが分かり便利ですが、自分の思い通りの見える化ができない、と言う点が難点です。
いみふ(意味不明)!
5 自分好みのオリジナリティな集計や見える化が可能である。
私が自画自賛しているもう一つの便利な点です 。
- 自分好みにカスタマイズできる。
- 株式やETFを自分なりの種別や区分で集計をしている。
- 最初はVLOOKUP関数を使用していたが、今はXLOOKUP関数が使えるため、いろいろな区分を追加でき更に便利になった。
例えば、決まり切ったセクター分けだけではなく、自分なりの分け方があると思います。その区分して一度集計し見える化までしておけば、次回からはデータを貼付入力し、更新すれば直ぐに見える化ができあがりますから。その他、現金のあり場所やドル円の比率なども。
ふむふむ。わからん。
6 セキュリティ的にも安心感がある。
他社アプリやサイトで資産管理をすることは不安感がついて回るが、その点、独自の物であり安心感があります。
確かにじゃ!ワシもそれは分かる。
【デメリット】株式投資Excelテンプレートによるポートフォリオの「見える化」
シンプル・イズ・ベストですから、難しくなることはしていません。
市場が開いているときにリアルタイムで連動していない。
※市場の終値を採用しているため。
売買の取引履歴や配当金(分配金)は分からない。
※売買の取引履歴や配当金を加えると、様式が煩雑になり、かつデータ量が膨大となるため。
短期投資は含めない。
※空売りなどが入ると煩雑になるため。
投資信託やETFによっては、資産やセクターの区分ができない。
※私の場合、投資信託は全て米国系株式系のため、株式と同系列でアセットを区分しています。
おわりに:株管理ExcelテンプレートでSBI証券や楽天証券口座をまとめてポートフォリオ(円グラフ)を作成するようになった理由
【作成理由】下記の悩みを持つ人に何か参考になればと思い作成しました。
- 証券会社のポートフォリオは分かりづらいので自作できないか
- 複数の証券会社の口座をまとめたポートフォリオを自作できないか
- 家族全体の口座をまとめたポートフォリオを自作できないか
- 資産運用で親子2世代運用をする良い方法はないか
- 自分の思い通り(オリジナル)の仕分けで見える化できないか
- 保有商品が多数になり分かりやすい株式投資の資産管理方法はないか
- 銀行の預金やタンス預金(手持ち現金)も加えた自分の思い通りのポートフォリオで見える化できないか
- 突然の暴落で狼狽売りやムダな売買をしないように、常に暴落リスク資産の保有割合を把握でき、暴落を想定したシミュレーションをできないか
- 突然の円高で狼狽売りやムダな売買をしないように、常に為替リスク資産の保有割合を把握でき、急激な円高を想定したシミュレーションをできないか
- アプリは使いたくないのでExcelやGoogleスプレッドシートでオリジナルのテンプレートを自作できないか
- アプリも使いたくないが見える化に時間もかけたくない
- アプリでできない部分をExcel(Googleスプレッドシート)で補完できないか
- 上記を満たすテンプレートはないか
【メリット】
- 全体がひと目で分かり、頭の中にイメージ化され記憶に残る。
- システム化されスピーディである。
- 暴落や大幅下落を想定したシミュレーションができ、その資産配分の見える化も可能である。
- 複数の証券会社の証券口座、家族全体でも集計や見える化が可能である。
- 自分好みのオリジナリティな集計や見える化が可能である。
- アプリと違い自作だからセキュリティ的にも安心感がある。
【デメリット】
【見える化のために作成するもの】
基本は、ExcelやGoogleスプレッドシートのピボットテーブルによる
- 集計表
- グラフ
私は投資初心者ですから、投資の本質のことでは皆さまの役に立てることありません。ただこの年齢になって何か貢献できることはないかと考えた結果、「こんなやり方はExcel教本に載ってない・誰も教えてくれないだろう」との思いから、毎週続けている資産運用記録の見える化の具体例をブログ記事に書くことにしました。
~貢献(こうけん)寿命も延ばしたい~
へー、ワシは資産寿命を延ばしたい(^0^)
当然、アプリや他にもよい方法でやってられる方が多いとは思います。ただ、私と同じように投資初心者で自分の思い通りに見える化ができなくて困っている方がいれば一度試してみることをおすすめします。
ただし、これを使ったからと言って、利益を保証するものではありませんので、その点はご了承ください。