今回の記事は、Excelのデータベースをピボットテーブルで集計したとき、参照元データ(データソース)の集計値とピボットテーブルの集計値(合計)が合わない(一致しない、集計できない、総計が合わない、値が合わない)と悩んでいる方に向けた記事です。
前回、ピボットテーブルの集計値が参照元データ(データソース)の集計値とが一致しない場合の原因と対策【エラー表示(空白も含む)の中に答えがある】の記事(答え:コード表への未登載)を書きました。今回は、その第二弾です。
仕訳した参照元データ(データソース)をピボットテーブルで種類別に集計をしたが、集計値(合計)が参照元データの集計値(合計)と合わない、集計できない、と悩んでいる人
私の経験から結論は、そのほとんどが、
- エラー表示(空白も含む)の中に答えがある(前回の記事):コード表への未登載
- 「範囲の更新忘れ」か「範囲指定の間違い」(この記事)
です。
この記事では、②の「範囲の更新忘れ」か「範囲指定の間違い」について説明します。(※①が間違っていなければ、かならずこの範囲の更新忘れか範囲指定に誤りがあります)
わかれば簡単なことなんですが、わかるまでに意外と時間を要することがあります。しばらくしないと再度おなじ間違いをするExcelあるあるです。
目次
【エクセル:エラー事例】ピボットテーブルの集計(合計・総計)が参照元データの集計と合わない、集計できない場合の原因と修正方法(事例②:「範囲の更新忘れ」or「範囲指定の間違い」)
当ブログの株管理ポートフォリオ作成用のテンプレートの場合、
- 楽天証券のデータベースにSBI証券やSBIネオモバイル証券のデータベースを追加連結して一つのデータベースにしてMy資産の見える化をした
※上記記事の中で使っている「【C】データベース」は、当該記事の「参照元データ(データソース)」のことです。
その記事の中に、
【図解】証券会社3社のデータ合体での見える化の失敗の原因と対策>
の項目があり、②の
- 「範囲の更新忘れ」の場合
- 「範囲指定の間違い」の場合
についてその対策(修正操作方法)を説明していますので、参照して下さい。
【上記記事からピックアップ】
■上の緑色の矢印が「更新忘れ」の場合で、その対策は、
集計表の中でマウスを1クリック>ピボットテーブル分析>更新>すべて更新
■下の緑色の矢印が「範囲指定の間違い」の場合で、その対策は、
集計表の中でマウスを1クリック>ピボットテーブル分析
>データソースの変更>データソースの変更
以上です。(ピックアップ終わり)
その対策を一言で言えば
- 「範囲の更新忘れ」の場合~「更新」ボタンをクリックする
- 「範囲指定の間違い」の場合~追加更新した参照元データまで範囲指定を広げる
ということです。
まとめ:【エクセル:エラー事例】ピボットテーブルの集計(合計・総計)が参照元データの集計と合わない、集計できない場合の原因と修正方法(事例②:「範囲の更新忘れ」or「範囲指定の間違い」)
今回の記事は、
エクセルで仕訳した参照元データ(データソース)をピボットテーブルで種類別に集計をしたが、集計値(合計)が参照元データの集計値(合計)と合わない、集計できない、と悩んでいる人
に向けた記事で、その原因は、そのほとんどが
- エラー表示(空白も含む)の中に答えがある(前回の記事):コード表への未搭載
- 「範囲の更新忘れ」か「範囲指定の間違い」(この記事)
の2つです。
そのうちの②の
- 「範囲の更新忘れ」の場合
- 「範囲指定の間違い」の場合
をこの記事で紹介しました。
対策(修正方法)は、
- 「範囲の更新忘れ」の場合~「更新」ボタンをクリックする
- 「範囲指定の間違い」の場合~追加更新した参照元データまで範囲指定を広げる
だけで、わかれば簡単なことなんですが、わかるまでに意外と時間を要することがあります。しばらくしないと再度おなじ間違いをするExcelあるあるですから、忘れないでくださいね。
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