2-5.Excel・スプレッドシート・ピボットテーブルの使い方 PR

【エクセル:エラー事例】ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートに上手く読み込めない原因と対処方法②単位の問題

【エクセル:エラー事例】ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートに上手く読み込めない原因と対処方法②単位の問題
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
じゃなさん

 ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートで読み込んだら、うまくいかない、困った…………(>.<)

 ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートで読み込んだらピボットテーブルがうまくいかない、と悩んでいる方に向けた記事です。

こんな人にオススメ
  • ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートで読み込んだらピボットテーブルがうまく開かない、と悩んでいる方
  • Excelデータベースをピボットテーブルで集計後、そのままGoogleスプレッドシートで保存したいが、ピボットテーブルの表示はうまくいくのか、と悩んでいる方

 私の経験(株式投資Excelテンプレートのブログ作成)から、ExcelをGoogleスプレッドシートにコンバートしたときピボットテーブルの問題点は、現在までに2点わかっており、それを解決してきました。

 その1点は、前回の【Excelとスプレッドシートの違い】ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートに読み込んだが上手く表示できない①表の大きさの問題

  • ピボットテーブルの行ラベル階層的に下方向に増やした場合
    1. Excel(ピボットテーブル)では、行方向(下)にのみ表が拡大していくが、Googleスプレッドシート(ピボットテーブル)では、行方向(下)と列方向(右)へ同時に表が拡大していく。
    2. したがって、Excel(ピボットテーブル)で、ピボットテーブルの右側のセルに別表を作成していた場合、そのExcelデータをGoogleスプレッドシート(ピボットテーブル)で読み込んだとき、ピボットテーブルと別表が重なる部分があればピボットテーブルが表示されず、エラー表示となる。

という点です。

 もう1点は、今回の記事

  • ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートで読み込んだら、数値はそのまま維持するが「単位」が変わる

という点です。

 この記事では、2点目のピボットテーブルの「単位が変わる場合」について説明します。

 結論を言うと、その解決方法は、

  • 「合計/時価評価額」欄は、該当箇所を範囲指定して、上部にあるツールバーの「¥」のボタンを押す。
  • 「評価/損益(%)」欄は、該当箇所を範囲指定して上部ツールバーの「%」のボタンを押し、小数点以下第2位までと指定する。

ことでした。

 わかれば簡単なことなんですが、わかるまでに意外と時間を要することがあります。しばらくしないと再度おなじ間違いをするExcel失敗あるあるです。

【エクセル:エラー事例】ExcelデータをGoogleスプレッドシートで読み込んだらピボットテーブルの数値の「単位」が変わっている

 当ブログの株式投資Excelテンプレートを例に説明します。(※数値はアレンジしています)

 ExcelデータをGoogleスプレッドシートへ変換した際、ピボットテーブルが表示されないという問題がありましたが、これは無事解決しました。それが下記の状態です。ここまでの経緯は前の記事をご覧ください。(※【エクセル失敗談】ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートに読み込んだら上手く表示できない①表の大きさ)

 Googleスプレッドシートのピボットテーブルを表示させることができたのですが、よく見ると数値の単位が違っているところがありました。 

 ピボットテーブルの数値の単位の修正

 Googleスプレッドシートのピボットテーブルの数値を確認したところ、Excelの数値と一致しており、単位だけを修正すれば良いことがわかりました。

 単位が変わったことについての原因は不明です。

 とにかく、単位の修正を行いました。

下記の「合計/時価評価額」欄は、該当箇所を範囲指定して、上部にあるツールバーの「¥」のボタンを押す。

下記の「評価/損益(%)」欄は、該当箇所を範囲指定して、上部ツールバーの「%」のボタンを押し、小数点以下第2位までと指定する。

その結果、下記の通りとなる。

かん

 こんな要領でGoogleスプレッドシートのピボットテーブルの修正を行いましたが、私自身、Googleスプレッドシートは不慣れなため、他に良い方法があるのかもしれません。あらたな方法が見つかればまた記事にします。 

まとめ:【エクセル:エラー事例】ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートに上手く読み込めない原因と対処方法②単位の問題

 今回は、

  • ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートで読み込んだらピボットテーブルがうまく開かない、と悩んでいる方
  • Excelデータベースをピボットテーブルで集計後、そのままGoogleスプレッドシートで保存したいが、ピボットテーブルの表示はうまくいくのか、と悩んでいる方

に向けた記事です。

 私の経験(株式投資Excelテンプレートのブログ作成)から、ExcelをGoogleスプレッドシートにコンバートしたときピボットテーブルの問題点は、現在までに2点ありました。

 その1点は、ピボットテーブルの表の大きさの問題で、前回の記事

 その1点は、前回の【Excelとスプレッドシートの違い】ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートに読み込んだが上手く表示できない①表の大きさ

  • ピボットテーブルの行ラベル階層的に下方向に増やした場合
    1. Excel(ピボットテーブル)では、行方向(下)にのみ表が拡大していくが、Googleスプレッドシート(ピボットテーブル)では、行方向(下)と列方向(右)へ同時に表が拡大していく。
    2. したがって、Excel(ピボットテーブル)で、ピボットテーブルの右側のセルに別表を作成していた場合、Googleスプレッドシート(ピボットテーブル)で読み込んだとき、ピボットテーブルと別表が重なる部分があればピボットテーブル自体が表示されない。(エラー表示となる)

 もう1点は、数値の単位の問題で(今回の記事)

  • ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートで読み込んだら、数値はそのまま維持するが「単位」が変わる

という点です。

 今回は、後者の「ピボットテーブルの単位の問題」の対策をこの記事で紹介しました。

 この解決方法は、

  • 「合計/時価評価額」欄は、該当箇所を範囲指定して、上部にあるツールバーの「¥」のボタンを押す。
  • 「評価/損益(%)」欄は、該当箇所を範囲指定して上部ツールバーの「%」のボタンを押し、小数点以下第2位までと指定する。

ことでした。

 わかれば簡単なことなんですが、わかるまでに意外と時間を要することがあります。しばらくしないと再度おなじ間違いをするExcel失敗あるあるですから、しっかりと覚えておいて下さいね。

 あらたな方法が見つかればまた記事にします。

【関連記事】

【要注意!】エクセル・スプレッドシート及びピボットテーブルの操作方法で注意する点

要注意!【エクセル:エラー事例】株管理ポートフォリオ(円グラフ)作成用のエクセル・スプレッドシート及びピボットテーブルの使い方で注意する点
要注意!【エクセル:エラー事例】株管理ポートフォリオ(円グラフ)作成用のエクセル・スプレッドシート及びピボットテーブルの使い方で注意する点 今回の記事は、ExcelのピボットテーブルをGoogleスプレッドシートにコンバートすることに関する悩みや、ピボットテーブルの参照元データの範囲指定の失敗等に対し回答するものです。  当ブログの株式投資ExcelテンプレートをGoogleスプレッドシートにコンバートする際、ピボットテーブルの集計で同じようなミスが何度も出てくると思われます。  私がそのようなときに解決した方法、その原因と対策を記事にしました。参考になれば幸いです。...
【エクセル:エラー事例】ピボットテーブルで参照元データの範囲指定の失敗をなくす3つの方法
【エクセル:エラー事例】ピボットテーブルで参照元データの範囲指定の失敗をなくす3つの方法 今回の記事は、Excelのピボットテーブルの範囲指定に関する悩みに対し回答するものです。  当ブログの株式投資Excelテンプレートのような不揃いなデータを使った場合、ピボットテーブルの範囲指定で同じようなミスが何度も出てくると思われます。  ただ、その原因はおおよそ2つに絞られる思われるのでその点を詳細に記事にしました。参考になれば幸いです。...
【エクセル:エラー事例】ピボットテーブルの集計(合計・総計)が参照元データの集計と合わない、集計できない場合の原因と修正方法(事例②:「範囲の更新忘れ」or「範囲指定の間違い」)
【エクセル:エラー事例】ピボットテーブルの集計(合計・総計)が参照元データの集計と合わない、集計できない場合の原因と修正方法(事例②:「範囲の更新忘れ」or「範囲指定の間違い」) 今回の記事は、Excelのピボットテーブルの集計(合計)に関するエラーの悩みに対し図解付きで回答するものです。  当ブログの株式投資Excelテンプレートのような不揃いなデータを使った場合、ピボットテーブルの集計(合計)で同じようなミスが何度も出てくると思われます。  ただ、その原因はおおよそ2つに絞られると思われるのでその点を詳細に記事にしました。参考になれば幸いです。...

 株管理ポートフォリオ作成の基本記事

【いまさら聞けない基本の「き」】エクセルで株管理ポートフォリオ(円グラフ)の作り方とExcelテンプレートの使い方の基本の記事5本<全て無料>(SBI・楽天証券・2024年の新NISA移行対応予定)※Googleスプレッドシート版あり
【2024年の新NISA移行対応】【いまさら聞けない基本の「き」】エクセルで株管理ポートフォリオ(円グラフ)の作り方とExcelテンプレートの使い方の基本の記事4本<全て無料>(SBI・楽天証券)※Googleスプレッドシート版あり 今回の記事は、いまさら聞けない基本の「き」として、エクセルによるSBI証券と楽天証券とSBIネオモバイル証券の株管理ポートフォリオの作り方とテンプレートの使い方の基本記事を集めました。途中からブログ記事を読んだ方で、基本に戻って作り方や使い方を知りたいと悩んでいる方へ向けたものです。  一度作成してしまえば次回からは意外と簡単にポートフォリオができてしまいます。  全て無料配信です。  私が現に使っているExcelテンプレートを多数公開していますので、ぜひお使いください。ピボットテーブルで集計をしており、使いやすさ、分かりやすさを追求して作成しております。  参考になれば幸いです。...

親子2世代運用のポートフォリオ作成テンプレート使い方の記事一覧

【おすすめ】老後資金は親子2世代で資産運用・Excelテンプレートで株管理ポートフォリオ(円グラフ)作成」記事一覧【SBI・楽天証券・NISA対応】Googleスプレッドシート版も有<無料>
【おすすめ】老後資金は親子2世代で資産運用・Excelテンプレートで株管理ポートフォリオ(円グラフ)作成」記事一覧【SBI・楽天証券・NISA対応】Googleスプレッドシート版も有<無料> 今回の記事は、老後資金の親子2世代運用を目指している定年後のシニアの方やシニアを親に持つ方へむけての記事の一覧表です。  2世代運用での複数口座や複数名義など集計に悩んでいる方は、私が現に使っているExcelテンプレートでポートフォリオ(円グラフ)を作る方法をぜひお使いください。  ピボットテーブルでの集計で、使いやすさ、分かりやすさを追求して作成しております。参考になれば幸いです。  全て無料です。...
【NISA枠・拡大拡充に備えて】株式投資信託・資産運用管理ポートフォリオ作成用Excelテンプレートの使い方(老後資金の親子2世代運用版)【SBI証券・楽天証券】<無料>※スプレッドシート対応
【NISA枠・拡大拡充に備えて】株式投資信託・資産運用管理ポートフォリオ作成用Excelテンプレートの使い方(老後資金の親子2世代運用版)【SBI証券・楽天証券】<無料>※スプレッドシート対応今回の記事は、NISAに特化していますが、基本は老後資金の親子2世代運用を目指している定年後のシニアの方やシニアを親に持つ方へむけての記事です。複数口座や複数名義など集計し、その中にNISAが混在しており、NISAの集計や分析で悩んでいる方向けです。私がNISA確認用に使っているExcelテンプレートを無料で公開していますので、ぜひお使いください。ピボットテーブルで集計をしており、使いやすさ、分かりやすさを追求して作成しております。参考になれば幸いです。...

 これまでに公開したテンプレートに関する記事一覧はコチラです。(リスク別テンプレート一覧はコチラです。)

※【楽天市場】楽天市場で「エクセル・ピボットテーブル」関連の商品購入はこちらから↗

※【メルカリ】メルカリで「エクセル・ピボットテーブル」関連の商品購入はこちらから↗

ABOUT ME
CAN(かん)
●60歳でサラリーマン定年退職後、10年目。「今日が一番若い日」と言いながらブログを始めたブログ初心者のオヤジです。●3つの証券会社分&家族全員分&100銘柄分をまとめて見える化できるExcelテンプレート無料配信中!
こちらの記事もおすすめ!
【Excelテンプレート】株式投資信託・資産運用株管理ポートフォリオの作り方と基本テンプレートの使い方の配信<無料>(SBI証券・老後資金の親子2世代運用・2024年移行の新NISA対応予定) 2-1-1.基本テンプレートの作り方

【Excelテンプレート】株式投資信託・資産運用株管理ポートフォリオ(円グラフ)の作り方と基本テンプレートの使い方の配信<無料>(SBI証券・老後資金の親子2世代運用・2024年移行の新NISA対応予定)

2022年4月22日
らくぶる
じゃなさん 「SBI証券」の家族3人用テンプレートの配信で老後資金の親子2世代運用版じゃな。これも、複数名義で複数口座合体バージョンの基 …