更新(2023/02/19):配信テンプレートの修正更新(【C】データベースの列ADの「銘柄」を【B】コード表からVLOOKUP関数で引くように数式を入れる)
私が「最速版」(「MF一括版」と同じ)と銘打っているマネーフォワードMEを使ったExcelテンプレートは、どんなに量(証券口座数、名義数、商品数)が多くても、必ず3回のコピペで終わるので、作業の時短化に最適です。
私は、暴落があれば絶対にこのテンプレートを使います。普通でも、時間が無く急ぐとき等に利用しており、2,3分でコピペ作業が終わり、すぐにアセットアロケーションの全体像が見えるので大変重宝しています。しかも、今回のバージョンアップでピボットテーブルの使い勝手が格段によくなりました。
今回はそのマネーフォワードME最速版のバージョンアップの記事です。
- 株初心者の人
- 株アプリが使いにくいと思う人、株アプリを補完しエクセルやGoogleスプレッドシートを併用して使いたいと思う人
- 株アプリの無料版を探している人
- 「株価暴落リスク」と「円高の為替リスク(円高)」の両リスクが同時に発生したら、My資産が最悪どのくらい下落するのか?をポートフォリオを作成して下落率を知りたい人
- マネーフォワードME「一括版」を使って「最速」でポートフォリオを作成して結果を得たい人
- 「エクセル」のピボットテーブル(円グラフ)を使って想定した同時リスク発生時の評価額を可視化・見える化したい人
- SBI証券、楽天証券、SBIネオモバイル証券(銀行含む)3証券会社の家族全体分を「複数口座の一体化」してポートフォリオを作成して下落率を確認したい人
- シニア高齢者の方で出口戦略として又資産寿命を延ばすため株式投資の親子2世代運用を考えている人
- シニア高齢の親を持つ方で株式投資の親子2世代運用を考えている人
当ブログでは、2023年末まではSBI証券と楽天証券とSBIネオモバイル証券の3つの証券会社をカバーしていましたが、2024年からは、SBIネオモバイル証券がSBI証券に統合されたため、当ブログがカバーしている証券会社は、SBI証券と楽天証券の2つとなりました。そのため、同2社をお使いの方は、同2社合体版をダウンロードしてお使いください。
※既に3社合体版を使っている方へ~【3社合体版のテンプレートから2社合体版への変更の場合】は、SBIネオモバイル証券の部分をエクセル(Googleスプレッドシート)の「行削除」で削除すれば簡単に変更できます。
目次
【ダウンロードすれば】マネーフォワードME「一括最速版」Ver.2のテンプレート(株管理ポートフォリオ(円グラフ)作成用)
ダウンロードしてない方は、下のダウンロードボタンを押して下さい。
更新(2023/02/19):配信テンプレートの修正更新(【C】データベースの列ADの「銘柄」を【B】コード表からVLOOKUP関数で引くように数式を入れる)
このテンプレートには、下のとおり、【図解】から【D】までを1個のExcelファイルにシート毎に分けて保存しています。※ 記事中のグループ版と一括版、最速版は同じです。
- 【図解】見える化・具体的手順(MFグループ版)※MF=マネーフォワードME
- 【B】コード表(自作) ※デモテーブル、銘柄テーブル
- 【C】データベース・MFグループ版(自作)
- 【D】見える化-暴落・リバランス
詳細な使い方は、別記事【図解エクセル】最速1分でできる株価暴落を想定したポートフォリオ(円グラフ)の作り方とテンプレートの使い方【SBI・楽天・ネオモバイル証券3社・親子2世代運用・マネーフォワードME最速版】を参照してください。
注意事項
マクロは使っておらず、カスタマイズは可能です。
ダウンロードは自由ですが、ご利用は自己責任でお願いします。
※ダウンロードの際は、プライバシーポリシー/免責事項/著作権/リンク等を参照下さい。
当ファイルを利用することにより生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
質問や要望などありましたら、お問い合わせフォームにご連絡ください。できるだけのことはさせていただきます。
マネーフォワードME「最速版(一括版)」Ver.2 のテンプレートの位置付け
当ブログ全体で配信している株管理ポートフォリオ作成用のExcelテンプレートは、大きく分類すると
- 証券会社WEBサイトのデータを各名義人・各金融機関ごとにコピペするもの
- マネーフォワードMEのデータを各名義人・各金融機関ごとにコピペするもの(MF個別版)
- マネーフォワードMEのデータを現金、現物、投信の3回だけコピペするもの(MF最速版)
に分けられます。
別の言い方をすれば
- は、Excel版の基本テンプレート(Googleスプレッドシート版も有り)
- は、Excel版の基本テンプレートをマネーフォワードMEの各名義人・各金融機関ごとの個別データ取込用に様式変更して作成したテンプレート(MF個別版)
- は、②のExcel版テンプレートをマネーフォワードMEの一括データ取込用に様式変更して作成したテンプレート(MF最速版)
となります。
今回のマネーフォワードME「最速版」Ver.2テンプレートは、
- 3番目の「マネーフォワードMEのデータを現金、現物、投信の3回だけコピペするもの(MF最速版)」の「バージョンアップ版」
という位置づけです。
マネーフォワードME「最速版(一括版)」テンプレートの改良前と改良後(Ver.2)の違い(ポイント)
【改良・前】のテンプレートの一番のポイントは
- テンプレートのデータベースに「保有金融機関(AL列)」の欄を新設する
- マネーフォワードME登録時に「保有金融機関」の登録名称を名義人や金融機関がすぐわかるように規格化して登録しておく
- データベースの「名義(D列)」「金融機関(E列)」は使わない(空白のまま)
ということじゃったな。それに何が改良されたんじゃ?
①番、②番は、そのままです。
③番の【改良・前】は、データベースの「名義(D列)」「金融機関(E列)」は使わない(空白のまま)の部分を改良しました。
- 【改良・前】は、データベースの「名義(D列)」「金融機関(E列)」は使わない(空白のまま)としていましたが、自分でいろいろな角度からの分析にピボットテーブルを使っていると、「名義」と「金融機関」がないと使い勝手が非常に悪いことが分かりました。
- 【改良・後(Ver.2)】は、データベースの「名義(D列)」「金融機関(E列)」も使えるように、それぞれのセルに数式を入れて「名義」と「金融機関名」を自動で取得できるように変更しました。
それで便利が良くなった点はなんじゃ?
- 便利が良くなった点は、他のテンプレートと同じ方法で、ピボットテーブルを使えるようになった、ということです。
- たとえば、「名義」「金融機関」に名義人名や金融機関名が入ったので、それらをピボットテーブルの「フィルター」として、いろいろな角度からの分析に使えるようになりました。(これは他のテンプレートでは普通にできていたのですが、最速版だけできなかったので……マイナスだったのをゼロまで戻しただけです)
それなら使う側の人間としては深く考える必要ないな
- 今回配信したテンプレートを使えば、数式も入ってますので何も気にする必要がありません。
- 逆に、改良前のテンプレートを既に利用していた人は。「名義(D列)」「金融機関(E列)」のセルに数式を入れて「名義」と「金融機関名」を自動取得できるようにしてください。
- どちらにしろ、マネーフォワードME登録時に「保有金融機関」の登録名称を名義人や金融機関がすぐわかるように規格化して登録しておく、ことが重要なポイントであることに変わりがありません。
了解じゃ!
最強の時短グッズ「マネーフォワードME最速版」のテンプレートの一番のポイントは(※【改正後】)
- テンプレートのデータベースに「保有金融機関」の欄を新設する
- マネーフォワードME登録時に「保有金融機関」の登録名称を名義人や金融機関を入れて規格化して登録しておく
- データベースの「名義(D列)」「金融機関(E列)」は、セルに数式を入れて「名義」と「金融機関名」を自動で取得できるように変更した。【今回バージョンアップし改正した部分】
じゃな。
■超重要■マネーフォワードME「最速版(一括版)」(Ver.2)株管理ポートフォリオ(円グラフ)作成用テンプレートの作り方
今まで、説明したことを具体的に実践していきます。
【C】データベースの「AL列」に「保有金融機関」欄を新設(改良前後とも同じ)
【C】データベースの「AL列」に「保有金融機関」欄を新設
- マネーフォワードME(最速版)からコピペで取得するデータは、現金、現物、投信ごとに区分されている。(名義人・別や金融機関・別に区分されていない)
- そのデータの貼り付け用として【C】データベースの「AL列」に「保有金融機関」欄を新設している。
「保有金融機関(AL列)」欄は、「コード+名義+金融機関」(マネーフォワードMEで事前登録が必要)~※ここが「最速版」の重要ポイント
「保有金融機関」欄の名称は、マネーフォワードMEを利用する各人(皆様)が独自に作成する必要があります。
大切なのはここじゃな(*⌒▽⌒*)
そうです。この最初のマネーフォワードMEの登録時の作り方が一番重要です。
このデータを見て分かるように、私は保有金融機関には「コード+名義+金融機関」の順で並べて名称を作成しています。
「00-PP」を「父親」として
- 「 00-PP 手持ち」「 00-PP A銀行」「 00-PP 住信SBIネット銀行」
- 「 00-PP SBI証券」「 00-PP 楽天証券」「 00-PP SBIネオモバイル証券」
「01-MM」を「母親」として
- 「 01-MM 住信SBIネット銀行」
- 「 01-MM SBI証券」「 01-MM 楽天証券」
「02-A子」を「子供」として
- 「 02-A子 住信SBIネット銀行」
- 「 02-A子 SBI証券」「 02-A子 楽天証券」
等と規則通りに登録しています。
これらはマネーフォワードMEでのデータの並ぶ順を想定して、名義や金融機関名の頭の部分にコード番号をつけています。
【C】データベースの「名義(D列)」「金融機関(E列)」に数式を入れ自動化する~※ここがバージョンアップした部分
この「名義」と「金融機関」をピボットテーブルの「フィルター名」として使えるようになったことがポイントです。マネーフォワードMEの最速版(一括版)だけは、これまで「名義」「金融機関」の欄が空白で他の方法を代用していましたので、毎日のように使う私にとって大きな進化です。
「名義(D列)」「金融機関(E列)」欄は数式で自動入力
【事例】預金・現金・暗号資産の欄の場合
- 「名義(D7)」欄には、数式「=LEFT(I7,5)」を入力
- 「金融機関(E7)」欄には、数式「=MID(I7,7,100)」を入力
【事例】株式(現物)の欄の場合
- 「名義(D56)」欄には、数式「=LEFT(P56,5)」を入力
- 「金融機関(E56)」欄には、数式「=MID(P56,7,100)」を入力
【事例】投資信託の欄の場合
- 「名義(D364)」欄には、数式「=LEFT(O364,5)」を入力
- 「金融機関(E364)」欄には、数式「=MID(O364,7,100」を入力
※ 最左欄の「№(合体)」欄~年間データ等として各週のデータを時系列に並べるときに使う連番用で、今回の記事の対象ではありません。(週ごとデータを連結するとき等に、時系列用として通し番号をふってください。)
コード表の作成
【最強時短グッズ・Ver.2】株管理ポートフォリオ(円グラフ)作成用マネーフォワードME最速版(一括版)テンプレートのバージョンアップ(SBI・楽天証券等)<無料>まとめ
最後にまとめでもう一回!
最強の時短グッズ「マネーフォワードME最速版」のテンプレートの一番のポイントは
- テンプレートのデータベースに「保有金融機関」の欄を新設する
- マネーフォワードME登録時に「保有金融機関」の登録名称を名義人や金融機関を入れて規格化して登録しておく
- データベースの「名義(D列)」「金融機関(E列)」は、セルに数式を入れて「名義」と「金融機関名」を自動で取得できるように変更した。(今回バージョンアップした部分)
じゃな。
マネーフォワードME最速版は、NISA口座や特定口座の区分がない、というデメリットもありますが、それでも速さにメリットを感じる方は使ってください。私は、週に何回も使っていますよ。「アメリカ市場が大きく動いた」「日本株を買った」など、アセットアロケーションの確認のため、1日に朝と昼の2回使うときもよくあります。
- 株初心者の人
- 株アプリが使いにくいと思う人、株アプリを補完しエクセルやGoogleスプレッドシートを併用して使いたいと思う人
- 株アプリの無料版を探している人
- 「株価暴落リスク」と「円高の為替リスク(円高)」の両リスクが同時に発生したら、My資産が最悪どのくらい下落するのか?をポートフォリオを作成して下落率を知りたい人
- マネーフォワードME「一括版」を使って「最速」でポートフォリオを作成して結果を得たい人
- 「エクセル」のピボットテーブルを使って想定した同時リスク発生時の評価額を可視化・見える化したい人
- SBI証券、楽天証券、SBIネオモバイル証券(銀行含む)3証券会社の家族全体分を「複数口座の一体化」してポートフォリオを作成して下落率を確認したい人
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投資信託の内訳を含めたポートフォリオ(円グラフ)の作り方
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